宮城のおんば
- 2011/04/21 15:52
- カテゴリー:あんな事こんな事どんな事
御歳80ほどになる親戚の叔母(おんば)が宮城県石巻におります。
(みんなおんばと言っているから私もおんばと言っている)
報道でも分かるとおり被害が甚大な地区です。
震災の時、おんばは近所の人に付き沿われ高台に避難したそうです。
おんばと言っても私自身は数えるぐらいしか会ったことが無いが好感の持てるおばちゃんという印象があった。
そのおんばが家は津波にのまれ「なーんもね♪」そうです。
その後は避難所生活をしながら日々を送ってたそうです。
幸いにして近くに住んでる叔母の親戚も無事だったので大丈夫とのこと。
(※田舎だから親戚いっぱいいるみたいw)
また家の大家さんが良い人らしく、また住めるように再建の準備してくれてるそうです。
(※実際は報道以上に被害が甚大で再建までのメドは付いてないみたいです)
「ご飯だげはいっぱいあんだー、おかずはねーけど食べられるだけマシ」
そういう話しを聞いていたので何とかしてあげようと思ってた矢先に
宅急便が早期に再開してくれたのは大助かりだった。
魚のカンズメ、みつまめ缶、果物缶、佃煮、梅干、漬物、海苔、ふりかけ、他に茶受けのせんべい、かりんとう、喉飴等など・・・(後何入れたか忘れたw
事前のリサーチからご老人の好きな高血圧セットを中心にチョイス(マテ
とにかく沢山買いまくって・・・
色々買いまくってたら買占めと勘違いされて周囲から白い目で見られますた(涙目
「チガウー!」
くじら心の叫びです(何
とにかく周りの人にも分けても良い様にダンボールにごっそり詰めて色々送ったら随分喜んでくれた。
案の定、食いきれねーがらと周囲に分けたらしいです。
足が歩けないぐらい悪いので今は宮城県内の老人ホームでお世話になってるそうです。
ですがあと数日で別の避難所に追い出されると言っておりました。
「わがまま言ってられねえ、オレより悪い人いっぱいだk△○×(以下方言となまりで電話よぐ聞きどれねw)」
「ただ医者がこまっじまうんだなー。ここだど纏めて送迎(病院まで)してくれるから大助かりなんだが(笑)」
「別の避難所いげって言われてんだけど、足さ悪ぐてとおぐ(避難所も医者も)まで歩げねえんだなやー」
「とにがぐ明日役所にいっで相談してぐるちゃやー」
「(役所とか国の対応を)待ってだら日が暮れぢまう」
「日が暮れるだけならいいけんど殺されっぢまう(笑)」
たしかに・・・w
「命さ助かっただげでも感謝だーほんど心配してくれでありがとなー」
「生きてれば何べんでもやりなおせるがら」
「あと必要なものないー?足りなきゃもっと送るよー」
「もう十分だー。こっちは大丈夫だから。身体に気をつけてがんばんなー」
「はい・・・・・ぇ?」
って逆!WWWそっち全然大丈夫じゃないし身体も気をつけるほー!w
(※正しい宮城弁じゃないのは予めご了承w方言よぐわがらねえwww)
まったく暢気と言うのか強いと言うのか・・・尊敬;
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