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カテゴリー「あんな事こんな事どんな事」の検索結果は以下のとおりです。

チュロの死

文鳥のチュロが今日死にました・・・。

ペットを飼う以上こういった事も覚悟しないといけないのは分かってるつまりでしたが。

懐く物が死ぬというのはなんと心が居た堪れない気持ちになる事か。
チュロは大変賢い文鳥でした・・・。

朝起きると私の所に頭をナデナデしてと来ます。
帰宅すると一階の玄関まで迎えに来ます。
お風呂に入りたくなるとお風呂場まで来ます。
台所にいると決して火の近くまで寄らず大人しく待ってます。
夜は自分でカゴに入り壷巣の中で寝ます。
爪切りが大嫌いで爪切りを持っただけで逃げる始末。
爪切りを持つどころか爪切るぞと雰囲気を作っただけ察して逃げる。
そうなると絶対に捕まらない。
毎回爪切りには苦労させられる。ホントに。

私が体調が悪くて横になっていると必ず枕元に来て毛づくろいをしてずっと横にいる。
ナースチュロなんて冗談で呼ばれるくらい。
昼寝すればスリスリ寄って来て一緒に昼寝します。

チュロに関しては血統証みたいなものがあり国産の静岡県生まれの文鳥です。
愛情豊かで賢く気品のある大変綺麗なメスです。
表現も豊かで言葉はなくとも仕草で意思を伝える事に長けてました。

とにかく賢い。賢い・・・不思議なほどに賢い。そして美しく気高く。
思い出されるのが出合って雛の頃、おいで!と言って初めて歩いて来た時。
ぴぴぴぴぴぴぴぴ♪

自由気ままに放し飼い。
チュロが乗ってたブランコだけがもう寂しそうに。
震災の時はブランコに乗ってて揺れてる最中に「チュロおいで!」でぴょん!と手に乗って一緒に外に逃げたね。

良い出会い、過ごした時間、懐きすぎて、でも噛む力が強すぎて、甘噛みが凄く痛かったり、毎回ひっつかれて時にはウゼーなとか思う事もあったけど。ぶちゅーってやると「ぴぴぴぴぴ♪」と鳴いて(笑)
それでも甘えて。甘えて。握ってやるとキモチ良さそうな顔をして目を瞑って、

チーたらが大好きで口に咥えてたらもう大変。
反対側から無くなるまで無我夢中で食べていく。

チュロは凄すぎて書ききれないや・・・。
いっぱいあり過ぎて、

人と一緒に凄して人の中で賢く育ち、優しく美しく。愛情を注いでたんじゃない。チュロ自信がが愛情豊かでみんなに愛情を注いでいた。
チュロだけじゃ寂しいからと連れられてきたピノ。
最初は煙たがって逃げ回ってたけど。今でもよくケンカしてるけど。ピノはチュロが大好きでメスなのにチュロに求愛ダンスする。
チュロもその求愛ダンスに尻尾をふる事もある。きっとピノの事は嫌いじゃないんだ。
どんなにチュロに怒られてもチュロの後をくっついて回って。ピノが居なければチュロが探しに行く。
お互い鳴きあって会話をしている。何を話してるのやら・・・。
ケンカばかりしてるクセに仲が良いんだか悪いんだが必ず2匹一緒に行動している。

天板からぶら下げた2つのブランコ。
2匹一緒に昼寝。

ピノはやや虚弱気味で力が弱いくせに気が強くオッチョコチョイの天然。チュロは力が強いくせに気が弱く臆病。そして賢く気高く美人。気品に溢れてた。
ピノはチュロの姿を追って育ってチュロの真似ばかりしていた。
ピノは水浴びが苦手で自分で水浴びをしない。チュロが風呂場で水浴びをすると水呑場でポチャポチャっとやり出す。やっぱりチュロの真似をするんだね。
チュロが居たから安心して留守番させれた。
ピノから逃げ回っても必ずピノの近くに寄って面倒をみてるしっかり屋さん。
ピノ&チュロ。

一緒に食べる朝ごはん。チュロとピノにはそれぞれ小さな小鉢に少しのマカロニとコーンと菜っ葉やトウミョウのサラダ。そしてゴマ。
白いご飯が大好きで見つかると肩にのって頂戴!無視してるとほっぺたを噛み付いて猛アピール。
ホントはダメなんだよ?一粒、二粒。頂戴!

ピノはツバメのツーが苦手で逃げ回る。チュロは違う。ツーに近寄って毛づくろいを教えたりツーが鳴くと鳴き返して答えたり。
止まる場所もチュロが教えたのかな?チュロのお気に入りの場所に止まるようになっている。左肩に乗るクセはチュロ。ツーも左肩大好き。勝手に覚えてる。

チュロは性根が優しく面倒見が良いお姉さん気質。ツーはチュロの綺麗な尻尾が好きみたいでチュロが居ると尻尾をハミハミする。
そんな事したらピノだったら怒るくせにツーには怒らない。
でもあんまりツーがチュロにしつこくてツーに噛み付こうとして俺に怒られて。
しょぼーん・・・。もしかしたら何かツーに教えてたのかな?チュロに謝らないと。

ピノはチュロが居ない事に気が付いてるみたい。なんだか寂しがって元気がない・・・。
そんな姿をみると余計居た堪れない気持ちになる。
鳴いて呼んでもチュロはもう居ないんだよ・・・。
ツーはまだまだ子ツバメだからよくわかってないみたいだ・・・。

時折チュロとそっくりな仕草や行動をする。毛づくろいのやり方、左肩に止まるクセ、俺がうつぶせで寝てると枕元に来て頬ずりしたり髪の毛を毛づくろいする。教えてない事を何時の間にか。やっぱりチュロを見て育ったんだね。この子は野生に返さなきゃいけないのに困ったものだ。
どうせなら中々覚えてくれない自分で餌を探して食べるのもマネしてくれると良かったんだけどね。

ツーが居る間はあまりチュロに構ってやれなかった。
でもチュロの事は心配してなかった。しっかり者だから。
でもホントは甘えたかったんだよね。
ツーが飛び立ったら一杯遊んで甘えさせてやるからと思ってたのに・・・

片や死に掛けのツバメを拾い生きながらさえ片や大切な文鳥が死ぬ・・・。
こういうのを無常っていうんですかね・・・。

人よりも儚い生き物、いつかはと覚悟はしていましたが、
チュロの最後の時がこんなに早く今日なんて思ってもなかった・・・。

悲しいんですが不思議と悲しいという気持ちが少なく・・・。
悲しいんじゃないんですね。寂しいんです。何時も居るのが当たり前でしたから。急にチュロが居ない事に戸惑いきっと寂しいんです。

たかが文鳥?でもね・・・懐く者が可愛く無いワケが無い。
失って・・・ただ、せめて涙だけ・・・。
もっと遊んであげればよかったとか。もっと一緒にいてあげればとか。
せめて涙を流してあげる事しかできないや・・・。
せめてこんな賢い文鳥が居たんだよと書き残す事ぐらいしか出来ないや・・・。

でもチュロ、書ききれないや。

こうやって書いてるとチュロがいつも居た・・・
肩に乗ったり足の上で寝てたりウロチョロ遊んでたりマウスと手の間に無理に入って尻尾だけ出して喜んでたり。
そんなのが可愛くないわけがない。
チュロ・・・ゴメン

命ってなんなんだろう・・・俺にはよくわからねーや。
この世の仕組みを作った神様は随分とムゴイ。
生と喜びと慈しみを与えながら死ぬと二度と会えなくしてしまう。

チュロ、君の名はチュロ。
ツバメのちゅーの妹、白いからチュロ。
ちゅーの分まで幸せに生きなさいと願いが込められた名前だよ。