DOPPELGANGER FX15 Schatten ミニベロ / ノーマルファインチューン編 11話 ~Vブレーキの調性~
- 2017/01/11 22:16
- カテゴリー:自転車で遊ぼう, DOPPELGANGER FX15 Schatten ノーマルファインチューン編
構造的にも単純かつ強力なのがVブレーキ
安物でもロックさせるくらいの制動力はあります
Vブレーキも交換しちゃえー!の前にちゃんと調整してみましょう。
①のスプリングレバーを左右とも外してブレーキケーブルを固定してるボルト緩めます
ついでにインナーワイヤーもアウターケーブルから引き抜いておきます。
はい早速ですがココでドッペルクオリティ1号発生です
フロントは簡単に外れましたがリヤのVブレーキが抜けませんw
恐らく精度が悪くて入らなかったのを中国工房の方が無理矢理叩き込んだものと思われますw
これを無理矢理引き抜くと台座ごと抜ける事案なので隙間に精密ドライバーを差し込んで少しずつ抉って取りました
1時間くらい掛けてな!w
この程度で騒いでたらドッペルと付き合えません多少のトラブルあってこそのドッペルw
バラしついでにアウター内にシューっとメンテルーブを吹いておきましょう
コレを最初にサボると動きが悪かったり後で中で錆びたりとw
ブレーキケーブル同様にシフターケーブルにもやっておきましょう。
もしインナーケーブルがこんななってたら無理に使わないで交換しましょう
λ............
リヤのVブレーキを再び無理矢理嵌めるとまた取れなくなってしまうので似たような安物V用意しました。もし同じようなVブレーキに当たってしまったら無理に使わないでソコはシマノのVに交換しましょう
ブレーキシューは付属のを使います(だってファインチューンだからなるべく付属品でがんばるw)
ネジ部分にグリスを軽く付けときます。シューの表面に付かないようにしてください。
ココにもシューっとメンテルーブを吹いてクネクネと稼動部を動かし馴染ませてスムーズに動くようにします。
あとこんなトコにもグリスを
尚、はみ出たオイルやグリスはヨゴレが付着する原因になるので拭き取ってください。
Vブレーキのアームを取り付けてシューの当たりを調性します
丸の付いてるトコに穴が3つあります。
位置によってスプリングの強弱が違うのでとりあえず一番弱い所か真ん中にピンを差してスプリングが軽く利くところにしておきます。
ピンは全部入らなくてもいいです。むしろ入りませんw
取り付けたら
調性ネジを一番緩めてシューの調性
リムに押し付けた状態でリムとシューの平面がきちんと当たるように調性します、サイドの位置もちゃんと見ましょう。
左右のアームを動かして同じ位置、同じ角度でリムに当たるよう両側のシューのバランスも確認します
シューの当たり方を回転方向に対してハの字にしろと言いますがシューの角度付け過ぎー!!!ってのをたまに目にします、あまり角度を付けても;;;
ハの字と言ってもアームを動かして気持ちシューの先端から先にリムに当たり始めるような微調整です。
シューの当たり方ひとつで制動力が変わってくるのでブレーキシューは丁寧に付けましょう
バナナを戻してシューが1~2mmくらいの位置で開くようにワイヤーを張ってスプリングバーを戻します
最後に左右のスプリングテンションボルトを回してブレーキレバーを引いた時の左右のアームの開き具合と動き方を調性するのですが、ただ単に左右のバランスを取るのではなく、レバーを引いた時に一番軽いタッチで左右均等に動き尚且つ同じタイミングでリムにシューが当たり挟み込む、レバーを放せば即座にリムから離れる。レバーの握り具合と軽いタッチ全てが絶妙!
そんな最高の調性が出来れば貴方は今日からVブレーキ職人です!(何
なんといってもブレーキは一番大事な部分
アッ-!なんてならないようにフロントも同じようにがんばりましょう。
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