DOPPELGANGER FX15 Schatten ミニベロ / ノーマルファインチューン編 4話 ~BB・ボトムブラケットのチューン~
- 2016/09/08 18:57
- カテゴリー:DOPPELGANGER FX15 Schatten ノーマルファインチューン編
自転車はペダルを漕いだ力を車輪に伝えて回し進む力に変換する乗り物です。
どんなに値段が高い自転車でもちゃんと調整されてない自転車は走りません(キッパリ
自転車という機械において駆動ロスが生じればその分、余計に進む為の力が必用になります。
つまり漕いでてやたら疲れる自転車です。
駆動ロス。この事を考えて調整しなければどんなパーツを付けてもただ盛っただけの自転車になります。
ファインチューンとは正しく取り付けて正しく調整する。
出来る限り(マテ
ということで前回紹介したこのケミカル縛りでやっていきまーす
▼必用な工具
ホイール周りから先にバラすと面倒になるのでまずクランク周り外してBBからやりますかね
サクっとペダルを外して
サクっとクランクを外して
カセットBB(ボトムブラケット)も外します
カセットBBを外す時にシマノ のアダプター戻し工具TL-UN74-Sを使いますが
この工具このまま使って外そうとしても固定できずに外れて力がかけれません。
更にカセットBBが絞まっていると尚更回りません。
カセットBB外すコツとしては外したクランクボルトを使って大き目のワッシャーにスペーサー代わりのナット等を使って工具が外れないようBBと挟みこんで固定しておきます
こうすれば工具が外れないで力が掛かかって回しやすくなります
後は大型モンキーで~・・・くるり♪
今回はさほど鬼〆じゃなかったのであっさり外れてしまいました・・・。
まったく期待ハズレだよ!(マテ
ドッペルギャンガーFX15に使われてるBBはVP-BC73 116mmでした。
最近はVPすら使わなくなったのでこのクラスの自転車にしては意外w
昔のVPのBBは回らないイメージがあったのですが、コレは手で回してみたら思った以上に回転が軽いです。最近のは改良してるんですかね???
ちょっとビックリしました。
下手すればシマノのBBよりも軽く回ります。
耐久性の方は及ばないみたいですが、
コレなら普段使いで全く問題ない。というか普通に良いレベルです。
大抵はもっと無名の手で回すとゴリゴリするBBが付いてますから。nekoとかw
ビーズはFXだけは気合入れて作ってないかー?(笑
このまま使ってもいいのですが
せっかく中々回転が軽いBBが付いてたのでココから更にファインチューン
BBの構造は簡単で用はカップアンドコーンを筒に入れただけ(何
VPのBBの場合はベアリングが軸に打ち込んであると言った方が早いですかね
なので取り付け部分を外してあげると
ベアリング+筒+ベアリングで打ち込まれてるだけです
このように上から見ても普通のベアリングでシールがあります(ニヤリ
当然シールを剥がしますw
すると固めのグリスがたっぷり
パーツクリーナーでベアリングの中の固いグリスを洗い流して柔らかいグリスに入れ替えて剥がしたシールを元に戻してあげれば
今よりもよく回る~♪
注意
※元々固めのグリスが入ってるのは雨で流れ難くする為と持ちを良くする為。あとトルクが掛かる部分なので。
※柔らかいグリスにすると言う事はグリスが流れやすくもなるというデメリットもあるという事。
本来弄らないで良い所まで弄るという事は壊す可能性もあるのと耐久性にも影響します。
自分でマメに面倒見れないなら弄るべきではない場所。とは書いておきます。
壊す覚悟もなしに真似して壊しても知りませんよ?
ということでBBのチューンは完成
下手なBBより回る回るー♪
ただ回すだけならーwww
つづく
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