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カテゴリー「ツバメ拾いました2」の検索結果は以下のとおりです。

ツバメ拾いました~SecondSeason 6話目 放鳥について考えてみる~

ツバメのような野鳥は鳥獣保護法という法律で飼えません。
自然に帰すまでの保護目的という事で申請書を行政の窓口か窓口になっている所で必ず書いておく必要があります。

こんな用紙を頂けます(※地域によってちがうカモ)
ファイル 225-1.jpg
保護する場合は必ず申請しましょう。

さてコレで法的な問題はクリア。
前にもツバメの雛を育ててるので「飛ぶ」までは育てる自信は無きにしもあらず・・・。
しかし一つの疑問が過ぎります。

仮に育って飛べて放したとして餌は自分で捕れるのだろうか?
ツバメはスズメと違い飛びながら餌となる虫を捕まえないといけません。

飛べるようになったからと喜んでそのまま放鳥して生きながらえるのだろうか?
ずっと考えてました。あのツバメはエサを自分で捕って生きられたのか?
もしかしたら人間的には育てて放鳥ハッピーエンドでもツバメにとったらバッドエンドだったのでは・・・。

今回最初に保護したツバメのネルネも餌を自分で捕れなくて衰弱して死に掛けていたようですし・・・。

三年前の落ちてきた2匹のツバメ、1匹は飛べて1匹は飛べないツバメでした。
1羽は放したのですが・・・もしかしたら・・・。

スズメの話になりますが春先にパン屋の周辺でパンくずを持って電線に止まってる子スズメにそのパンくずを与えてるのを見たことがありました。
(バードウオッチングに興味は無いケド育てるとどーしても鳥に目が行きます)
ひょっとしたらツバメも・・・?

その後に雛を育てる親スズメのドキュメンタリーを見て不安は更に現実へ。
巣から飛んでもしばらくは親鳥に付いて餌場や危険を教えてもらってる上に親鳥から餌を貰っています。

じゃあツバメは?というと・・・。
観察してたらどうも同じようです。親がやはり電線に止まってた子ツバメの口に餌を放り込んでるのを見たので・・・。

やはり子ツバメには狩りをする練習期間がちゃんとある。
逆に言うと狩りを覚えてないツバメを放しても死ぬだけかもしれない。

という事で今回、申請書がてらその事を獣医さんに尋ねると・・・。

「捕食を教えてないのに飛ばしたらそれは死なすようなもんさ。運が良ければ自分で覚える事もあるだろうけどな(笑)」以下イロイロ
つまり自分で餌を捕る「捕食能力」が目覚めるなり覚えるなりした後でないと・・・(汗

ツバメは飛びながら狩りをする鳥だからスズメ以上・・・
甘かった・・・自然に人の手で帰すって想像以上に難しいのでは?・・・(ずぅ~ん|||||||||||

ツバメをよ~く観察してるとい普通のツバメは育って巣立ち後は兄弟と一緒に遊びながら飛び方を覚えてるようです。
2~3日、もしくは一週間前後(?)は親と一緒に巣に戻って来てます。
その間、子ツバメ達は毎日兄弟と一緒に飛行訓練をしながら狩りの練習もしているようです。
親鳥は子ツバメに教えたり餌をあげてます。

その後、親鳥と巣から離れ子ツバメ同士コロニーを成形して水辺の周辺等で余所の子ツバメ同士集まって集団生活に入ります。ここが本当の親離れ。
そして夏の間子ツバメ達はイッパイ餌を食べ身体にエネルギーを蓄えて秋になったら海を渡って遠い南国へ旅に出る。
(一部は日本の暖かいとこで越冬してるツバメもいるらしい)

って事はです。飛んでもしばらくは餌をあげないと・・・(ズドーン

放鳥の目安は「飛べる」じゃなく「捕食能力」に重点を置かないといけなかったのでは・・・。
啄ばむ程度で放すのはもしや間違いだったのかもしれない・・・

でも飛びならが捕まえるってどー教えればいいんだろ・・・(悩

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