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カテゴリー「ツバメ拾いました」の検索結果は以下のとおりです。

姉さんの巣立ちとツバクロ

ツバメ拾いました(何話目だっけ?w

数日間様子を見るに、ツバメの姉さんは、飛ぶのが上手い。
部屋を数箇所にわたり、行ったり来たりを繰り返すようになった。

片やチビ改めツバクロと最近周囲によばれるチビ、未だ飛べません。
姉さんはもう体つきも立派なツバメになっており
止まっているより飛んでいる方が好きらしい。

飛び方も随分サマになってい来ていた。
流石に部屋では限界に来ている感があったのでいよいよ巣立ちさせる決心をしました。
狭い部屋で飛び回るより本来いるべき大空へ。

飛行はホバリングをはじめ、旋回、停止、着地、どれをとってもお見事♪
飛ぶことは問題なくても問題は親が教えるべきエサの取り方を人間では教え切れないことだ。

ねこじゃらしやミルワームで一応仮想エサ取りの特訓はしてみたものの
実際自分で取るとなると難しいと思います。

とは言え飛べるようになって日数が経ち、これ以上人間慣れして部屋の中でしか飛べなくても困るので決断しました。
ツバメは似た様な年頃のツバメ同士でコロニーを形成するらしい。
という事は飛んでスグ仲間を見つければ教えられない事をコロニーで覚えていくかもしれない(ぇ

幸い家の周囲には今年生まれたツバメが午前中に良く飛び交うので午前中と決めました。
時間帯を見計らい最後にエサをたっぷり、お水も飲ませてあげて、
後は自分で生きる術を覚えるんだぞ、と言い聞かせ、ツバメの本能に託します。

親場慣れ出来ない子供と子場慣れ出来ない親じゃねw
一応弟とも最後の顔あわせさせてあげて。
心配はあっても窓を全開で自分で飛び立つまで待ちます。

と、その時です。ついに飛び立ち、お部屋の中へいつもの散歩コースへ・・・(マテ
う~ん;慣れすぎてしまったのか外を知らないのか(汗

部屋を一周して来て帰ってきた時に手に乗せて言い聞かせます。
「いいか?お前さんはここには住めない、お前さんの住む世界はこっちの青い空だ」
「一度飛び立てば俺はエサをあげれない。エサも自分で取らなきゃいけないし天敵からも逃げてツバメとして自分で生きなきゃいけない」
「自然で生きるって大変命だぞ?分かるな?人間の言葉なんて分かるわけ無いな?(自爆)」
「よし!いけ!」

パタパタパタ・・・

姉さんはやっと大空目掛けて窓から飛び立ちました。
やや風が強かったのか一気に上昇して飛び上がって行きました。

しばらくしてツバクロが鳴き止みません。
姉さんが居なくなって寂しいんでしょう。

・・・パタパタパタ

反対側のベランダから姉さんらしきツバメが(ぇ
・・・早速彼氏連れて飛んできました(ぉぃ

上昇↑ 屋根→ 反対側へ↓ お帰り(汗

何処の馬の骨とも分からない男は許さん!(チガウ

ベランダ上で旋回したり制止して飛ん近寄るツバメが一匹。その見覚えのあるフォルムはまさしく姉さん。
弟の声を聞いて飛んできたんですね。

というかすでに他のツバメのお仲間の中になってるみたいで2~3匹一緒に飛んでました。
その中の一匹・・・というか尾の模様加減といい得意のホバリングと良いやや小さめな身体といい。
まさしく姉さんです。
うん。。美人だとツバメの世界も仲良くなるの早いんだな;

窓を開けても入る様子もなく目の前まで来て制止したり旋回して近寄ったり。
そしてしばらく繰り返し姿を見せてからその一団と供に再び大空へ・・・
じゃあねー姉さん♪

なんにせよコロニーに入れた事、家の周囲に居る事で一安心。
一応窓だけ開いて置いて後は彼氏に任せます(ぇ

姉さんは一応巣立ちしました。
これで良いか悪いか言われても、もう回収できないのでどーにもなりませんっ

残すはツバクロと周囲に名をつけられたチビです。
コッチは姉さんと違い、まだ目も開けてない状態の生まれたばかりのヒナから育ちましたです。
姉さんはある程度大きくなって目が開いていたので親を知っていました。
そのおかげもあって飛ぶようになってからは人にも警戒心持ってました。
ツバクロは完全に人間を親と思っているのでとにかく人懐っこい(汗

そんな事よりも最近チビに気になる事があった・・・
姉さんと比べて羽が少々不ぞろいでボサーっとしてるのが気になってます。
う~ん、飛べないのはまだ早いだけなのか、どこか問題があるのか・・・う~ん・・・

メチオニン、シスチンといったアミノ酸不足なのか
他の栄養不良なのか、病気なのか・・・まだ成長過程なのか・・・
う~ん、考えられる手は尽くしてきたのだがそこが野生の難しいところ・・・

今でこそ元気になったが、拾った時にカナリ衰弱してた事もあった。
いずれにしても獣医さんに一度見てもらい、今後について考えよう。
と思い数日前から行ける範囲の近所に無いかアチコチ調べてました。

他のツバメを育てた記録があるサイトでは、そういった所に連絡したらボランティアで良くしてもらい大空へ返した。
なんてステキな話がありますが・・・
ウチの近所にも無いか・・・ツバクロの方はやはり心配なので。
だがそういった保護の良サイトの記録を見てた私は甘く考えてしまった・・・

現実はそんなに甘くないのだ・・・
幾たびも壁に阻まれ、診てもらうどころか保護すら・・・(ぐふっ

きっとね。ツバメのような小鳥ではなく・・・

サギとかサギとかサギなら(謎

この手の問題は素人が飛び込むとホント難しいのだ;
要は名目通りにシステムが機能してれば良いのですが・・・

今日ぶち当たった壁の話をしよう。
とある診療所に問い合わせた。
そこでは「野鳥の保護」で「ハトやスズメ、ムクドリ、サギやカモメ、タカ、”ツバメ”」といった”野鳥をボランティアで診療”を通して”保護活動に協力をしている”とありました。更に”当院での治療後に保護員へ引継ぎ自然へ復帰するまで保護されます。”
コレは期待できる!

わ~い、ここでツバクロも診てもらえば安心だね。
これでもし保護されてお別れになっても飛べるようになるら喜んでお別れしよう♪
情が移るので少々寂しいですが自然に帰れるなら。

早速期待を込めて電話してみると。
「ツバメですか・・・鳥は専門じゃないので・・・専門外なのでやれることは限られてますよぉ。期待しないでください」
( ゚д゚)ポカーン

・・・えと・・・脳内直訳で直球すると、ウチは犬猫で鳥は知らん、だから持ってきても迷惑だよ?でFAですか?(心の声
えと・・・えと・・・”当院で治療後には保護員へ引継いで自然へ復帰するまで保護されます”・・・(ボソ;
ぷーぷーぷー・・・

治療ぉぉぉ!保護ぉぉぉ!そしてまだ見ぬ優しい保護員さぁぁーん!(涙
この道は断たれた・・・orz

「ボランティアで野鳥を診療」・・・謎だ・・・どうすればこの専門外の門が開いたのだっ;

サギとかサギとかサギとかで今度試してみますねっ(ダマレ

こういった事は人とのめぐり合わせ次第なので、良い人に当たればホントに良いのですけど・・・

期待した通りなら今頃は・・・
「ツバクロ・・・ここでお別れだ・・・」
「一人前のツバメになれよ・・・」(キラン☆彡涙

-END-

これを今日は書いてツバメ編は感動のフィナーレでしょ!
つかこーなるのがツバメの育て方のブログのあるべき姿でしょっ!w
奇麗事になってねーよ!何ドロドロした話入ってんだよ!この手のブログとして方向性間違ってるだろ!(自爆)

さてさてネタばかり増やすつもり無いのにネタばかり増えて困った・・・
ツバメにも世知辛い世の中のようでござんす。

大事なのはボランティアでも保護活動でも人間のエゴでも奇麗事でもなく。
せっかく拾った命ですから、誰彼が育てるとか保護がどうたらよりも
大切なのはツバメとして飛び立てるかです。

「ツバクロ今日は別れそこなったね(笑)」
「もうちょい居るかい?」

「ピー♪」
(だそうです)

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