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ツバメ毎年来ます

ウチを含めウチの近所には毎年毎年ツバメがやってくる。
長年ボケーっと観察くらいはしている・・・
以前、近所の高校でツバメの生態研究をするので通わせてくださいというのがあったが
1~2回で終了したようだ(勉強しろw

自分なりに毎年見た感じでは、ツバメは毎年春先(3月後半4月頃)に飛んできて、5~6月頃に1回目の子育てをします。
子育てが終わって巣立ちが終わると周囲は少しの間静かになります。
ですがまた帰ってきます。
そして7~8月頃に2回目の子育てをします。とにかくツバメは2回子育てをします。
9月後半~10秋ごろに集団で呼び合って上空で旋回しながら仲間を集めて帰るようです。

ツバメは仲間同士コミュニュケーションが活発な生き物で
私の部屋は2階なので目の前の電線でツバメ同士ガ-ルズトークをよくしているのを見かける(チガウ
『ピチクパチクピチクパチク・・・ビーー!』と鳴く。
最後に『ビーー!』と鳴く事が多いようです。何故語尾に『ビーー!』と鳴くのかはツバメに聞いて下さい(ぇ

ツバメはまず合コンで伴侶を見つけたら巣作りをする。のか巣作りの後に合コンするのかは不明です(マテ
巣は外敵から襲われないような店舗とかのテント下やGSスタンドの屋根の下とかに作る事が多く目の前が広いところが好きなようです。

わりかし人間の住んでる近所を選ぶ傾向があります。
人間が居ると外敵から襲れにくくなるからかもしれません。
私が居るとカラスをぶん殴るからより安全みたいです(ぉぃ

※カラス=悪い→殴る、ではなく、カラス→襲ってきた→思わず殴ってしまった(ぁ
だがその後、拙者を襲って来たカラスは反省したのか、
アシナガバチに手の届かない所に巣を作られ、2階の網戸にぶんぶん飛び回って来て非常に困って居たところ、偶然にも殴られたカラスがやってきて(チガウ
蜂の巣を食してキレイに退治してくれるという・・・ありがとうカラス、殴ってごめんよ、カラスって蜂の巣食うんだ(w

さてツバメが巣を作るにあたり材料は草と土を己の唾液で混ぜたようなものを壁に少しずつ付けて
コツコツと半円上のモノを作っていきます。

ここで壁が滑りやすい所に作ると建設中に崩壊する事はよくあります。
建設してもヒナの成長の重さに耐えられず、巣ごと落下する事もあります。
前回作った巣があると早い者勝ちで占領して補修と掃除程度のリフォームして住み着きます。

巣が完成すると親鳥が卵を5~6個産んで1匹で一日中温めている姿が見られます。
雄とメスが交代してるみたいなのでシフト制のようです(ぇ

この時点で、カラスに襲われる事はよくあるようです。
私の住んでる所は特にカラスが多いからかもしれませんが。

ツバメも何故そんな低い目立つ所に巣を作る!というツバメもたまに居ます。
大抵目立ったところに巣を作っていると後日巣が半壊になって卵が落下しているのを見かけることはよくあります。

カラスに襲われるか人間の子供(小学生低学年)に襲われるのです!(ぉぃ
カラスの場合は食うためですが人間の子供の場合は石を投げたり物珍しさから弄ったり。
教育ってなんだろう・・・w

さて上手く難を逃れてる巣はやがてヒナが生まれます。
ヒナは早起きで日の出と供に鳴き始めます。
ついでにこの頃になると目覚まし時計代わりに私を起こしてくれやがるほどです(涙

生まれた直後から親は子育てに追われスッゲー大変な状況になります。
親鳥2匹が交互に、エサを運びはじめます。
親が、蝶、蛾、ハエ、羽虫、トンボを加えて飛んで来るとヒナは大きく口を開けてクレクレとアピールします。
親はもうそんな口を突っ込んでイイのか!ぐらいノドの奥までエサを押し込みます。

押し込み終わると、スグ飛んでエサを取りに行きます。
押し込みに失敗して半死状態の虫を落下させる事はよくあります。

巣にいるツバメは親鳥が居ない間は寝に入ります。
そして親鳥が帰ってくるとピーピーではなくギャギャーと泣き喚きエサクレとアピールします。
数十分起きくらいのサークルでそれを繰り返すようです。

親鳥は大変そうですがよ~く観察するとサボる時間帯がああるようです。
午後1時~3時の日中の暑い時はまるっきり帰ってこない事があります。
その間ヒナ達は寝ています。

それを繰り返しながら大きくなっていきます。
ヒナの目が見えるくらいになって来ると、ヒナ達はハゲちょびんの顔を出して上から目線で揃って覗きを始めます。
この頃になると人が通るたびに物珍しそうに5,6匹揃って人がヒナに観察されるようになります。

ヒナは親鳥の運ぶエサによってすくすく成長します。1週間くらいたった頃には食欲旺盛で糞害に合います(涙
ヒナは結構キレイ好きらしく糞をする時はお尻を巣の外に出して糞を巣の外に落下させます。
これを放置するとトンデモネー事になるので糞掃除が私の夏場の日課になります(涙

そうやって大きくなるとやがてヒナは巣からはみ出るように所狭しと折り重なって来ます。
そして2~3週間目くらいで巣立ちの時を迎えます。

巣立ちは親鳥が鳴いて飛ぶことをまず催促するようです。
催促されてまず1匹目が飛ぶと次々追いかけるように飛び始めます。
この時点で子供たちは飛ぶのは決して上手ではありません。
壁にぶつかったりヨタったりします。
この時に成長の遅い飛べない子供がいると、当然親兄弟を追いかけて落下します。

過去に一度、巣立ち寸前に1匹だけ落下した事があります。

羽をパタパタしても飛べずに地面を走ってしまうのがいたのです。
ピー!と鳴いて親を呼びます。親も子供の声がわかるらしく鳴くたびにピー!と答えます。
目の前が車通りの多いところで走っている車の下をすり抜けて対岸に走って超ヒヤヒヤさせられました。
角で蹲ってたのと引かれるのは時間の問題なのでとりあえず保護して2階のベランダに置いてあげました。
流石に人間慣れしてない野生のものなので嫌われて鳴かれます。
親鳥もその声を聞いてヒナを呼びます。
子供の位置を鳴き声で確認しているようです。子供も親鳥の存在と位置を泣き声で確認しているようです。
その声はお互い悲痛な叫びのような鳴き声でした。
その時のヒナは運悪く衰弱して死んでしまいました。
ただ死んだ後も親鳥は子供を毎日捜すように鳴いていました。
ツバメは人が思っている以上に愛情が豊富な生き物とこの時に悟りました。
今みたいにネットでエサや育て方の知識があれば死なずにすんだかもしれません。

これは結構痛い出来事です。

飛べる子供たちは親鳥に連れられて近所を旋回して遊びはじめます。
そうやって飛行訓練がはじまり夕方になると巣に戻って来ます。
3~5日それを繰り返し、飛ぶことや、エサ取り、天敵などを親から学ぶみたいです
3~5日すると一斉に飛び立つ前に鳴き方が変わりどこか雰囲気が違う時があります。

ここが巣立ちの時です。

一斉に飛び立ち周囲を旋回すると大きく遠くへ飛び立ちます。
そうすると夕方になっても子供たちは巣に帰ってこなくなります。

数日は目の前の電線に止まってる姿を見かけます。
やがて何時の間にか見かけなくなり一時静かになります。
気が付くとまた電線に止まりはじめます。

2回目の子育てが終わり、秋風が吹く頃、『ピーピーピー!』と呼び合うように一定範囲の空を旋回しはじめる日があります。
そうやって鳴きながら空で旋回して仲間を集めて越冬の為に旅にでるようです。
数日間なのか1日だけなのか。見た感じはその1日が合図のようです。

エピソードとして
秋口に夕方窓を開けたら2匹のツバメが『ピーピー』と鳴きながら部屋に飛んで来たんです。
渡りの季節だったので『おう、またな!w』と冗談でいったら『ピーピー!』と鳴いて部屋の上空を2回旋回して飛んで行きました。
その日を境にツバメを見かけることはありませんでした。
偶然なのか糞掃除のお礼なのか家先を間借りさせてるお礼なのか、後にも先にも1回限りの御礼です。
作ってないですマヂです!w

ツバメの生態は私は学者でも専門家でも無いので知りませんが、
毎年この時期に朝早くヒナに起こされ、糞掃除させられてる身としては、毎日見てこんな感じじゃね?程度です。

今年も糞の世話はしても子育てまでさせられるとは思わなかった・・・orz
姉さんは部屋中を飛び回るのくらい元気ですがイマイチ食欲がない。
もう一匹は成長が遅くまだ飛べないのに食欲だけはあるという。というか食い意地が物凄い;
ここまではエサを与えるだけで良いので死なずに済みましたが、

問題はこの後です。親が毎年やってる訓練とエサ取りを人間が教えられるワケが無いって事です。
そこで考えたが『ねこじゃらし』(ぉぃ
ねこじゃらしを架空エサと仮定させエサ取りの訓練を・・・(ぇ
一応ムキになって噛み付いてきてまする(ニヤ

ウチで保護した2匹もそうですが、今まで何年も2匹バラバラで落ちて来るなんて無かったんですけどw
落ちて保護する人も結構いるみたいなので良いとしても、
近所の巣もやたら半壊が多いです。
いつもなら親鳥も周囲を飛び交ってるのですがあまり見かけず、どこか住み難いというか生き難いような?
6月頃までは何時もと同じような雰囲気だったのが7月以降、ツバメの雰囲気というか様子が何時もと違うような(~~?

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