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横山三国志風 見習い国戦決着へ

見習い国の防衛拠点である襄陽を落とし意気揚々とする美味豪傑将兵達。
翌朝には勢いに乗じ見習い国の本拠地であろう永安に攻め込めば、ついに勝利を手中に収めることが!
しかしその時・・・くじらに一報が入るのでありました。

パカッパカッパカッパカッパカッパカッ!!
早馬「君主~君主はいずこ~」
君主くじら「なんじゃ朝から騒々しい・・・」
早馬「一大事でございます!軍師殿が!軍師殿が!」
君主くじら「軍師がどうした?」
早馬「軍師殿が!今朝方倒られました!」
君主くじら「何!軍師が!すぐに参る!馬を引け!」

軍師デスパ「申し訳ございません・・・少し疲れが出たようでございます・・・」
副軍師ばるきりー「軍師殿、少しお休みになられたは如何か?」
君主くじら「ばるきりーの申すとおりじゃ、軍師、少し静養いたせ」
軍師デスパ「こ、ここまで来れば残すは永安のみです・・・ばるきりー殿・・・後をたのみ・・・ま・・・す」

決戦を前にし美味豪傑国の大黒柱である軍師デスパが倒れてしまうのであります。
この窮地にばるきりーが軍師を代行、副軍師代行に星舟を任命。
参謀府の安定を計り、いよいよ見習い国と雌雄を決する戦いが始まるのであります。
見習い国の麦城を落とし、美味豪傑軍がいよいよ永安に向かったその時、深い霧の中から悪魔が現れるのであります。

美味豪傑将兵「な、なんだあれは!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
ピュンピュンピュン!!(矢のつもり ぇ
美味豪傑将兵「うわぁぁぁぁ!!ぎゃぁぁぁぁ!!」
君主くじら「ど、どうした!何事じゃ!」
美味豪傑将兵「楼船です!!敵の楼船が河川より現れました!!」
君主くじら「楼船だ・・・と?」

ピュンピュンピュン!!(矢のつもり ぇ
美味豪傑将兵「うわぁぁぁぁ!!ぎゃぁぁぁぁ!!」

ばるきりー「大役を任されここであの悪魔を仕留めねば軍師殿に合わす顔がございません、いざ!!」
君主くじら「イカン!いってはならん!!」

パカッパカッパカッパカッパカッパカッ!!
軍師代行ばるきりー「我こそは美味豪傑の可変戦闘機、セクシーばるきりーなりぃぃ!その悪魔の首を跳ねてくれよう!」
ピュンピュンピュン!!(矢のつもり ぇ
ばるきりー将兵「うわぁぁぁぁ!!ぎゃぁぁぁぁ!!」
張仁将軍「ばるきりー殿に続けー!いけー!!」
ピュンピュンピュン!!(ぇ
張仁将兵「うわぁぁぁぁ!!ぎゃぁぁぁぁ!!」
ぱすた将軍「あの程度の物はこのぱすためにお任せあれ、いざ!」
ぱすた将兵「うわぁぁぁぁ!!ぎゃぁぁぁぁ!!」
君主くじら「ぬう!引けー!ここは一旦引くのじゃー!」

見習い国君主「わっはっはっはっはっ!くじらめ!我が楼船の前に恐れをなして潮を吹いて逃げて出しおったわ!者ども見よ!あの潮を!」(ぇ

悪魔の水軍「楼船」により永安攻めで壊滅的被害を受けた美味豪傑国、士気にも影響が出始めるのであります。
幾たびの戦いをくぐり抜け、今や精鋭となった美味豪傑軍、しかし都育ちが多い中、水軍の法に長けている者がいないと言う弱点を露呈してしまったのであります。
君主くじら「こんな時にデスパ殿がいれば・・・イカンイカン、儂がこれでは・・・軍師に申し訳が立たん」
ぱすた将軍「私も陸兵ならまだしも水軍となるとチト厄介ですな・・・」
軍師代行ばるきりー「あの楼船に対抗するには水軍しかありませんが今の我が軍にはその余力があるか・・・」
張仁将軍「そうですな・・・負け続きで少々痛手が・・私も勝てる気がしなくなって・・・」
君主くじら(イカン・・・張仁将軍もネガティー将軍になりだしておる・・・この敗戦でまた悪いクセが出てしまったか・・・なんとかせねば・・・)
君主くじら(我が軍には水軍に長けてる者がおらん上に船を作る技術もまだ無い・・・あの楼船に打ち勝つには・・・)
君主くじら「やはり、水軍には水軍を・・・水軍を用意できる者だけで水軍を編成させい!儂は一旦洛陽へ戻る!」

こうして美味豪傑国のお姉様、亀吉で水軍が編成され急いで訓練を行うのであります。
一方洛陽へ戻ったくじらは密かに開発していた「闘船」を急遽編成、急いで襄陽へ向かったのであります。
君主くじら「永安の様子はどうなっておる!物見を出せ!」
当麻将軍「では私が参りましょう。」
君主くじら「うむ。当麻将軍任せたぞ。」

当麻将軍「永安には楼船がおりません、僅かな将が城内で守っているだけです、叩くなら今です!」
君主くじら「なにぃ?楼船がいないだと?ならば今いる者だけで永安を強襲するのじゃ!」

こうして亀吉が急遽先鋒を切り攻撃を開始し、敵城内にいる兵を水軍で一掃しはじめます。
君主くじら「張仁将軍は亀吉校尉の水軍を守るのじゃ!」
張仁将軍「はは、者ども亀吉殿を守れー!」
両軍入り混じり阿鼻叫喚となる戦場で張仁将軍の部隊は見事に亀吉軍を守りぬくのであります。
張仁将軍「こ、今度は誰か私を守って下さい!(笑)」
君主くじら(はっはっはっ、張仁将軍も元気にネガり出したわ!これで我が軍も安泰だのぉ)
張仁将軍の援護を受け、亀吉軍は更に永安を遅い、ついに亀吉軍の手によって永安は落ちるのでありました。
君主くじら「張仁将軍見事である!第一の功は張仁将軍、第二の功は当麻将軍、永安を落とした亀吉校尉は右将軍に任ずる!」
一方で副軍師代行星舟は徐州にて密かに休暇を満喫していた事はこの時点で誰も気がついていなかった・・・
後にこの休暇が美味豪傑にとって救われる事になる事もこの時点で誰も知る由はない・・・

こうして永安を落とした美味豪傑は沸きあがるのでありました・・・

だがまたしてもその時、悪魔が再び!
見習い国君主の楼船は密かに夏口に移動、楼船に乗った将兵で一気に長坂坡から北上を開始したのであります。
見習い国君主「はっはっはっはっ、くじらの慌てぶりが目に見えるようだわ、戯けめ!」

君主くじら「何時の間に夏口に移動していたのか!」
君主くじら「洛陽向かえる者は洛陽へ向かえ!、一隊は襄陽から追えぇぇぇ!」
君主くじら「儂の隊は夏口で見習い国君主の楼船と決着を付ける!」

だが、所詮は中原の将兵達、水軍の鍛錬もそこそこに出撃したくじらの闘艦は夏口で撃沈されるのである。

亀吉将軍「君主!!君主は何処におわす!」
君主くじら「おお!亀吉将軍ではないか!」
亀吉将軍「ささ君主殿をお助けするのだ、後は私があの悪魔を沈めましょう」

水場の戦いに不慣れな美味豪傑の中にあって亀吉だけは長江の水に慣れ親しんだ者、
唯一、亀吉将軍だけが水軍の法に長けていたのである。
亀吉は露橈船で兵に十分な鍛錬を積ませていた。
だが亀吉将軍が夏口に迫った時、すでに見習い国主力は南陽に向かっていたのである。

この時、洛陽は中の空文官のみが滞在しているだけであった・・・
だがこの窮地に逸早く虎牢関に参上したものがいた。
休暇を満喫していた美味豪傑一の知略家星舟である。
そして美味豪傑一ニヒルな漢、ダンディータランテラ校尉が虎牢関で陣を築き逸早く防戦態勢を整えるのであります。
タランテラ校尉「我が陣営が整った限りここは通さぬ!」
副軍師代行星舟「それ、我が隊で足止めをするのだ!」
こうして虎牢関から南陽、潁川への防戦体勢が整い窮地を免れた美味豪傑国は虎牢関にぱすた将軍が到着
ぱすた将軍「永安での汚名を今そこ晴らさん、水辺では後れを取ったが陸上戦はそうはいかぬ!」
平地の戦で無敵を誇るぱすた将軍は次々と敵陣を突破
南陽、潁川を一時は見習い国に占拠されるも、タランテラ軍、星舟軍、ぱすた軍の活躍により、次々と美味豪傑主力軍も到着。
ばるきりー軍師代行が襄陽より到着した頃には張仁将軍が潁川を落とし、長きわたる見習い国との戦争に終止符が打たれるのでありました。
だが潁川落城後、見習い国君主は行方を眩ますのであった・・・

つづく

※セリフはフィクションであり流れは至ってテキトー、更に実際の発言は違います(ぇ
だんだん話がメチャメチャにw

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コメント

伽哩

面白いから良し!w

そんな流れだったんですねぇ。
次はベルばら三国志風で(ヤメレ

  • 2010/04/09 23:56:00

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