KujiBlog 彡くじぶろぐ - くぢらのブログ

私がそのマンガを読んだのはたしか小学校低学年の頃・・・
たぶんカナリ古いマンガだと思うのです。その時ですら古ぼけた本でしたから。

全４巻。舞台は太平洋戦争、ゼロ戦乗りの物語です。
こんな時期におもっきりアレなマンガですけどｗ
なんというタイミング（自爆）いやむしろ（特攻）
※くれぐれも政治色とマンガを切り離してくださいｗｗｗ

もう一回読みたいマンガとしてずっと探してたんですよね。
気が付いた時には入手困難。
これ読んでからゼロ戦大好きっ子になるくらい面白いｗ

先日たまたまですよ？

「あ　れ　こ　れ　は　?」

「ゼ、ゼロのはくたかァーーー！」
文庫版で再販されてるぅぅぅぅ！

し　か　も　

全巻あるのですよ！
ビックリデスヨ。

もちろん即買いですよ。長年ずっと探してて読みたかったマンガですよ。やっと読めるのですよ。
数年前にメセで友人らとも話したことあったけど
や　っ　と　見　つ　け　た　（嬉

・・・帰宅後に調べたらネットでも結構売ってるよオイイｗ
本はネットで余り買わないからな・・・盲点だった・・・（汗

作者は・・・本宮ひろ志？ってあ・・・れ・・・どこかで聞いたような気が・・・？

カチャカチャ・・・検索・・・

サ　ラ　リ　ー　マ　ン　金　太　郎　の　作　者　じゃ　な　い　か　　

ゼロの白鷹は1975年から週刊少年ジャンプに連載・・・って生まれてねーよ！ｗｗ
で初版が1976年・・・どうりで読んだ当時ですら古本状態、今まで手に入らないワケです（汗

し　か　し　そ　れ　が　今　こ　こ　に　

もう40年前のマンガですよコレ？ビックリですよ。
十年の歳月を越えてワクワクで読みますよ。

舞台は昭和20年・・・
山吹建夫少尉・・・22歳、予科練？
※予科練とは、海軍飛行予科練習生の事で応募資格は高等小学校卒業者で満14歳以上20歳未満で教育期間は3年、茨城県の霞ヶ浦にあったらしい。ようするに海軍の飛行機乗り育成所。
wiki先生より
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E8%BB%8D%E9%A3%9B%E8%A1%8C%E4%BA%88%E7%A7%91%E7%B7%B4%E7%BF%92%E7%94%9F

いきなりですよ？
「能なし野郎めー！バキっ！」

「きさまの代わりはいくらでもおるがのお、大事な飛行機は数があるんだ！」
人の命より飛行機が大切な時代ｗ
しかもですよ？
「飛行場10週してこい！」付きですｗ
鬼ｗｗｗ

体罰？そんなもん当たり前の時代だバーローｗｗｗ
いいえ愛の鞭です

「なんのこれしき」
殴られる？そんな事は大した事じゃない、全て根性でカバー。
※くれぐれも今のご時勢に指導者がそんな事マネしたら訴えられますよ？当時の時代背景と根性があってこそのバキっ！ｗ

この最初に出てくる山吹建夫少尉が正義感と思いやりに長けた好青年過ぎるのです。
それがまたイイ！

だが特攻隊員、郷里に帰って一目ぼれで祝言をあげてケッコーン。
一夜限りの夫婦。と思いきや死ぬ身、初夜に後ろ向きで正座したまま朝まで手を出しません。
私だったら無理！（ﾏﾃ

「私がお嫌いですか・・・」

「私は後半月もすれば、沖縄沖にきているアメリカ艦隊に特攻としてつっこんでいく体です・・・」

「私は両親が決めたからでなくてあなたの妻になりたいのです」

ぐはァー純愛。

基地に帰って来てから仲間にやんやされるも・・・

「おれは・・・彼女のまくら元で正座してる以外なかった・・・それ以上なにができるというんだ！！」

「おれたちは特攻隊員なんだぞっ特攻！!！」
漢です、カッケーっす。

しかし一目惚れしてしまったのでボケーっと。
そして特攻の日を向かえ仲間と最後の夜を飲みにいくも途中から抜けて一人に・・・
そこに宿舎の前でまっていたのはつや子（嫁）

「つ、つや子ー!」

「あ、あなたー！」

ぎゅ♪
二人の思いが一つになった時に憲兵登場

「きっさまーなにをやっとるかー!」

「なんという軟弱なっ天下の往来で抱き合うとは！バキっ!」

ま　た　殴　る　ｗ
今時フツーにいますよ憲兵さんｗｗｗ
「なんという軟弱なっ天下の往来で抱き合うとは！バキっ!」
大事なので二回書きますよ（何

「俺は、俺は、特攻隊員だ!！バキっー!」
スペシャルなパンチで憲兵がおもくそぶっ飛んだーｗｗｗｗｗ

「この女性はおれの妻だ!貴様らゲスに干渉される覚えなどない!」
ごもっとも（爆）

そして二人はこの夜、結ばれる。
しかし翌日、山吹少尉は小隊長として爆弾を背負ったゼロ戦で出撃・・・
「いままでなんのために自分が死んでいけばいいのか正直言ってわからなかった」
「しかしきみの幸せのために、きみの命をまもるために、ぼくは死ねる・・・」
もう戻る事はない特攻へ・・・
「あ、あなたー!」

直後
「ドカーン!」
5番機失速で墜落、一人無念の離脱。
それを見た教官、空を見上げ
「たのむぞっ」

4機編隊で特攻に向かう最中、突如2番機の中山義達２飛曹が爆弾をおとして逃亡・・・
と思いきや左上空に敵機！
コルセア５機がゼロ戦の編隊めがけて突っ込んできます。

「てめえらは特攻だ!そのまま進め！!おれがかたずける」

「特攻機は銃弾などつんでおらんぞー!」

でも中山さんちゃっかり銃弾積んでますｗｗｗ
あっというまにコルセア５機を始末。
こやつ！何奴！

始末した後に編隊に戻ってゼロ戦上からしょんべん
だが戻ってきて顔にぶち当たり仲間爆笑

「アホンダラが死ににいくのに笑ってやがる」
うはっｗ

そう、物語の主人公は山吹隊長ではなく、実はこの中山２飛曹なのだ！
そして物語は昭和十一年五月へ・・・Back to the Future・・・

ゼロの白鷹やっぱり面白れー！（感動）

続きが気になる人は是非読むべし!
何より日本を守る思いで死んで行った命の先に今の自分達がいる事も忘れてはいけないのです。

これ読んだ後に今のジャンプ読むと殆どのマンガがどーしても幼稚に見えるｗｗｗ

ゼロの白鷹 1 (集英社文庫―コミック版)
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